「系図画像」と,「位置情報付きテキスト」(系図画像上のどの領域に何が書かれているかを指示したテキストファイル)をもとに,親子関係・兄弟関係をはじめ情報の関連付けを行うプログラムです.
系図上で人物同士をつなぐ線分については,単純な画像処理により,認識を試みています.縦横の線が複雑に組み合わさっているほか,ページをまたぐような状況も,認識・対応付けが可能です.認識結果をもとの画像上に描く機能もあります.
はい.プログラムはRubyで記述していまして,実行にはrubyコマンドを使用します.そのほか,ImageMagickも必要です(プログラムの中から,ImageMagickのconvertおよびidentifyのコマンドを呼び出しています).これまで,Ubuntu,Windows + Cygwinで動作確認を行ってきました.Docker Hubにも登録し,イメージをダウンロードできるようにしています(takehiko/kzd).
『豊臣秀吉譜』に収められた,3ページの系図画像を対象として,一連の処理を行い,画像とテキストを作成する,サンプルプログラムを同梱しています.シェルのほか,dockerコマンドが使える環境があれば(gitもrubyもImageMagickもインストール不要),以下の手順でhideyoshi_result.zipというファイルが作られます.
docker pull takehiko/kzddocker run -it --rm -v "$(pwd):/h" takehiko/kzd ./hideyoshi.rb /hそうです.本プログラムは,以下にて発表した研究成果を発展させたものです.
違います.従来の系図ソフトウェアや,系図を対象とした情報処理分野からのアプローチは,系図を「構築する(construct)こと」に主眼が置かれてきました.それに対し,本プログラムの開発にあたっては,いかにして既存の系図を「解体する(deconstruct)か」に関心を持っています.プログラム名にdeconstructorを入れたのは,そういった経緯からです.
現状では,あらゆる系図に対応できているわけではありません.例えば婚姻関係を含む系図は対象外です.将軍や,僧侶の人間関係を表した系図を,これまで主な対象としてきました.適用対象を広げること,標準的なフォーマットで保存できるようにすることなどが,今後の課題となります.
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Image
Digest
Size
41.6 MB
Last updated
over 8 years ago
docker pull takehiko/kzd